2021-04-08 第204回国会 参議院 環境委員会 第5号
生物の複雑で多様な生態系が既に大きな影響を受けているという中で、瀬戸内海においても多くの海岸小動物の種類も減少しているという報告もあります。 こういった生物多様性、この確保、生物多様性に向けてのその動向、環境省は今どのようにお考えになっているのか、お伺いいたしたいと思います。
生物の複雑で多様な生態系が既に大きな影響を受けているという中で、瀬戸内海においても多くの海岸小動物の種類も減少しているという報告もあります。 こういった生物多様性、この確保、生物多様性に向けてのその動向、環境省は今どのようにお考えになっているのか、お伺いいたしたいと思います。
平成二十四年に出されました瀬戸内海の環境保全、再生のあり方に関する中央環境審議会の答申におきまして、生物多様性が劣化した具体的な例といたしまして、広島県呉市における海岸小動物、ナマコ、ウニとかエビとかカニとかそういうものでございますけれども、この海岸小動物の種類数が昭和三十五年度から平成二年度にかけまして著しく減少した、あるいは干潟が消滅したことによってカブトガニが減少したことなどが具体的な例として